医療費が高額になったとき

医療費の自己負担には「限度額」があり、一定の基準に基づいて計算した自己負担額が限度額を超えた場合、超えた額が「高額療養費」として支給されます。

医療費の窓口負担を減らしたいとき

必要書類 限度額適用認定証交付申請書
記入例
限度額適用・標準負担額減額認定申請書
記入例
  • ※被保険者が市町村民税非課税者用
対象者 1ヵ月の医療費の窓口負担が自己負担限度額を超える見込みである、被保険者・被扶養者
  • ※認定証使用期限(開始日)の3週間前を経過したら提出してください。
提出先 当健康保険組合(業務部)へご提出ください。
備考 入院・外来のどちらでも利用できます。

医療費の窓口負担が一定額を超えたとき

必要書類 高額療養費・付加給付金支給申請書
提出期限 すみやかに
対象者 1ヵ月の医療費の窓口負担が26,000円以上となり、付加給付金(高額療養費)の支給が見込まれる被保険者・被扶養者
提出先 当健康保険組合(業務部)へご提出ください。
備考 1ヵ月ごと、1人ごと、各病院ごと(医科歯科ごとに「入院」「外来+調剤」別)で26,000円以上となる場合。

医療と介護の自己負担が高額になったとき

必要書類
  • 高額介護合算療養費支給申請書
    (当健康保険組合へお問い合わせください。)
提出期限 すみやかに
対象者 同一世帯内で医療と介護ともに自己負担があり、1年間に両制度でかかった自己負担の合計額が、限度額を超えた被保険者
提出先 当健康保険組合(業務部)へご提出ください。
備考 1年間:前年8月1日~7月31日で計算

70歳以上の方の年間外来医療費が高額になったとき(外来年間合算)

必要書類
  • 高額療養費(外来年間合算)支給申請書兼自己負担額証明書交付申請書
    (当健康保険組合へお問い合わせください。)
提出期限 すみやかに
対象者

70歳以上の被保険者・被扶養者の1年間(前年8月1日~7月31日)の外来療養にかかる自己負担額合計が14万4,000円を超えた方

  • ※基準日(7月31日、被保険者死亡の場合は死亡日の前日)時点で、所得区分「一般」または「低所得」に該当する方が対象になります。
  • ※「現役並み所得者」区分であった期間の自己負担額は計算に含まれません。
提出先 当健康保険組合(業務部)へご提出ください。
備考

申請は基準日時点で加入している健康保険に行います。
過去1年間に他の健康保険へ加入していた期間がある場合、以前加入していた健康保険から自己負担額証明書の交付を受け、申請時に添付してください。

参考

特定疾病の治療を受けるとき

必要書類 特定疾病療養受療証交付申請書
提出期限 すみやかに
対象者 指定された次の疾病の療養を受けられている被保険者・被扶養者
  • 血友病(血漿分画製剤を投与されている先天性血液凝固第8因子障害又は先天性血液凝固第9因子障害)
  • 人工腎臓(人工透析)を実施されている慢性腎不全
  • 抗ウイルス剤を投与されている後天性免疫不全症候群(HIV感染を含み、厚生労働大臣の定める者に係るものに限る)
提出先 当健康保険組合(業務部)へご提出ください。