歯の治療と健康保険

●歯の治療費は自費または保険の2本立て

イラスト 歯科の治療は保険診療と自費診療の2本立てになっています。ほとんどの必要な治療は健康保険を使って行うことができますが、費用はかかっても見た目の自然さや耐久性を重視したいなどの理由で、自由診療を選択することもできます。
 また、インプラント(人工歯根技術)などの保険で認められていない治療をしたり、各治療のために最低限必要だと認められている以外の材料を使用した場合のほか、歯の健康診断、虫歯予防のための処置、歯列矯正などは健康保険の対象外となり、自費診療になります。(医療費控除の対象となりますので領収書は大切に保管しましょう。関連ページへ
 なお特例として、前歯の鋳造歯冠修復・歯冠継続歯については、保険で認められない材料を使っても、保険診療で認められている材料費に相当する額が特定療養費として支給され、その差額だけを負担すればよいことになっています。
 歯科治療の保険外併用療養費制度は、このほかに金属床総義歯、13歳未満の方に行われるフッ素塗布・シーラントに認められています。

●健康保険でできる治療

虫歯で欠けた部分をつめたりかぶせたりする歯冠修復

充填

歯のイラスト

虫歯になっている部分を削り、材料をつめてもとの形に修復する。
●金を使うと自費診療

鋳造歯冠修復
(インレーなど)

歯のイラスト

虫歯で欠けた部分の型をとって金属で鋳造し、欠けた部分をもとの形に修復する
●金合金や白金加金は自費診療。ただし前歯の場合は差額を自己負担。

金属冠

歯のイラスト

臼歯の虫歯が大きくて、充填やインレーでは回復できないようになった場合、治療してから金属冠をかぶせる方法。
●14金を超える金合金や白金加金を使うと自費診療

継続歯
(継ぎ歯、さし歯)

歯のイラスト

前歯や小臼歯など外から見える歯がひどい虫歯になった場合、自然の歯に見えるように、人工の歯冠を継ぎ足して元通りにする方法。
●材料にポーセレンや14金を超える金合金や白金加金を使うと自己診療。ただし前歯の場合は差額を自己負担。

ジャケット冠

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前歯や小臼歯に用いられ、自然に類似した色調を持つ材料で歯冠部の全表面を覆う。
●特別陶材のポーセレン金属に陶材を焼き付けたメタルボンドは自費診療

ブリッジ

 

抜けた部分の両隣の歯を削り、金冠を、継ぎ歯やインレーなどを支えにして橋をかけるように連結して元の形に戻す方法。
●材料に14金を超える金合金や白金加金を使うと自費診療

有床義歯(入れ歯)

 

取り外しの出来る入れ歯。残った歯に鉤をかけて部分的に入れる局部義歯と、歯が全部ない場合の総入れ歯がある。
●床は金属、鉤の部分に14金を超える金合金や白金加金を使うと自費診療

ろうきん 全国労働金庫健康保険組合