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上手なお医者さんのかかり方

POINT
  • 診療時間内に受診しましょう!
  • かかりつけ医を持ちましょう!
  • はしご(重複)受診はやめましょう!

診療時間内に受診しましょう!

休日、深夜、時間外の受診には割増料金が掛かることを知っていますか?
医療費は、診療の他に投薬料、検査料、処置料、画像診断料などの組み合わせで決まります。
決められた診療時間以外や休日、深夜に受診すると医療費が加算されるので、急病の時などやむをえない場合を除き出来るだけ診療時間内に受診しましょう。

時間 初診時加算額 再診料加算額
時間外加算
  • 平日の午後6時~午前8時
  • 土曜日の正午~午前8時
850円(6歳未満は2,000円) 650円 (6歳未満は1,350円)
休日加算
  • 日曜や祝日などの休診日
  • 12月29日~1月3日
2,500円(6歳未満は3,650円) 1,900円 (6歳未満は2,600円)
深夜加算
  • 診察時間外の午後10時~翌朝6時
4,800円 (6歳未満は6,950円) 4,200円 (6歳未満は5,900円)
  • ※受診者の負担額は、このうちの2割~3割(75歳未満)となります。
  • 2023年1月現在

診療所の診察時間内・薬局の営業時間内でも加算がつくことも

加算の種類 加算の時間帯 加算額
診療所の夜間・早朝等加算
その診療所の診療時間内でも、右記の時間に診療した場合に、初・再診料に加算される。
  • 平日の午後6時~午前8時
  • 土曜日の正午~午前8時
  • 日曜・祝日
500円
調剤薬局の夜間・休日等加算
薬局の営業時間内でも、右記の時間に調剤した場合に、調剤料に加算される。
  • 平日の午後7時~午前8時
  • 土曜日の午後1時~午前8時
  • 日曜・祝日
400円
  • ※受診者の負担額は、このうちの2割~3割(75歳未満)となります。
  • 2023年1月現在

かかりつけ医を持ちましょう!

自宅や勤務先の近くの医院、診療所などにかかりつけのお医者さんを持ち、 気になることがあったら、まずはそのお医者さんに相談しましょう。
また、待ち時間が大病院に比べて短くてすみます。 かかりつけ医の紹介状をもって大病院に行けば、特別料金が加算されることもありません。
今、とくに病気もなくかかりつけ医もいない、という方は以下のようなポイントからかかりつけ医を探してみてはどうでしょうか。

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  • 自宅の近くで通いやすいか
  • 相性がよく、信頼できるか
  • 病気や治療法、薬などについてわかりやくすく説明してくれるか

はしご(重複)受診はやめましょう!

治療方針や診断内容に納得できなくて、いくつもの医療機関をまわったことはありませんか?
同じ病気だと同じような検査や投薬が繰り返され医療費がかさむだけでなく体にも悪影響が心配されます。

同じ病院に通う場合 転医をくり返した場合
1回目 初診料2,880円(+検査料等) 初診料2,880円(+検査料等)
2回目 再診料 730円 初診料2,880円(+検査料等)
3回目 再診料 730円 初診料2,880円(+検査料等)
合計※ 4,340円 8,640円
    • ※初診料と再診料の合計額。検査料等を加えると、その差はさらに大きくなります。
    • ※受診者の負担額は、このうちの2割~3割(75歳未満)となります。
  • 2023年1月現在

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  • 何回も同じ説明を聞かなければならない
  • 同じ検査を何度も受けることになる
  • 初診料はその都度必要になる
  • 薬もその都度投与される

受けている治療に不安があるときには、まずそのことをお医者さんに伝えて話し合ってみましょう。
また、主治医以外のお医者さんの意見を聞きたいときには「セカンドオピニオン」という方法もあります。セカンドオピニオンはれっきとした診療行為の1つです。迷わずに申し出てみましょう。